tabook

「tabook : Extension for openBD」をリリースしました。

chrome.google.com

Google Chromeで新規タブを開くと、ランダムで書影が表示されます。機能はほとんどいらないかな、と思っていたのですが、こういう状況でもあるので、簡易bookmark機能をつけました。書誌情報と一緒に表示されている「bookmark」ボタンを押すと「あとで読む」 or 「あとで借りる」的に記録しておけます。画面下にある「bookmark list」をクリックするとbookmarkしておいた本を表示します、というものです。
リンクはカーリルへのリンクを用意しましたので、そちらで「あとで読む」的なbookmarkをしておいても良いと思います。ランダムで、openBDから引っ張ってきているのですが、元にしているのは株式会社カーリルから先日公開された「20万冊の選書リスト」を利用しています。

blog.calil.jp

実際のアプリ内では、opanBDのAPIを利用しています。

openbd.jp

細かい部分の挙動ですが、すでにbookmarkしている本も表示されることがあると思います。その辺の細かな制御はしていません。20万冊を対象に表示されるので、同じ本が表示されることはあまりないかもしれませんが。

ランダムで訪れる本との出会いを楽しんでいただければと思います。

以下、リリースまでの経緯とかあれこれです。

Google Chrome用の拡張機能Google Arts & Culture」、タブを開くと絵が表示されるあれ、が個人的にはお気に入りでずっと使っているのですが、openBDの書影を利用したこれ的なものを作ろう、と思ったのが3年前。別の表現としては、openBDもっと盛り上がっていいのに意外とみんな盛り上がらないな、ちょっと使って遊んでみようか、と思ったのが3年前。openBDを使った何か、という発想で考えたときに、選択肢としては「Google Arts & Culture」的なそれをまず思いつきました。

簡単な仕組みなのでほぼ作ってあとは公開、というところまで仕上げてあったのですが、最後の段階でイマイチだな、という感じがして、そのまま丸3年以上、放り投げていたものです。分類を事前に拡張機能のオプションで登録しておくと、図書分類で本をレコメンドしてくれる機能や、書影を使った神経衰弱機能とか、あれこれ盛り込んで方向性が見えなくなって、もう一度シンプルに書影を見せる機能に戻したところで止まっていました。

作り始めてすぐにぶつかった、何のデータセットを元にランダムに本を表示するのか?という課題があったのですが、当初はopenBDの太っ腹な設計思想に乗っかって、openBDのデータを全件ダウンロードして、とある方法で1件ずつ分類をつけて、それを自サーバになんちゃってAPIを立ててランダムで持ってくる、というような設計でした。ちょっともういい加減自サーバでのなんちゃってAPIを使った実装はやめたいけど、それにしてもタブを開いたときにトリガーとなりランダム表示するためのデータセットがないよねあるいはあっても容量が大きい(openBDからまるごと)、という状況が一つの課題でした。

それから3年経って株式会社カーリルさんの方で「20万冊の選書リスト」を公開(容量的には3MB)されたので、ああこれを使って3年前のあれ公開しちゃおう、と思い図書館閉館という状況も踏まえて「あとで読む」的な簡易機能だけつけてリリースとなりました。このアプリケーションとopenBDのAPIのみを使った実装となりました。肝心の「20万冊の選書リスト」についてはアプリケーション内にjsonファイルとしてそのまま持たせています。bookmark listはlocalで動かしているので同一PC内でのみ保存可能です。Googleアカウントに紐づけた保存はもし要望があれば手をつけたいと思います*1

*1:とりあえずシンプルに作りました

思いを残す

文字を残す=思いを残す、ではないだろうとも思いつつも、書いている今この場の雰囲気も含めて文字以上の何かを残しておけるのかな、とも思いつつ少し1年の振り返りをさらっと書いて残しておきたいと思います。

2019年の頭に書いたであろう2018年の振り返り記事を、と思ったらない。そうだっけ?とおもったら下書きに入っている、というありさまでした。書いている途中に何かあり、その後忘れて、そのままお蔵入りしたのでしょう。そのままにしておくことにします。

生活の一番大きな変化は、こどもが保育所に通い出したことだと思います。家族も仕事を再開でき、おとなも少しずつ生活や働き方が変わってきています。保育所関連のイベントもなるべく参加していますが、どれも楽しくて先生たちには毎回感謝しながら帰ってきています。保育士さんの仕事は、本当に大変な仕事だといつも感じます。

こどもと一緒にごはんを食べること、お風呂に入ること、寝ること、遊ぶこと。こどもとの生活では、一年を振り返って、一緒にいる時間のなかに必ずひとつはある喜びが数え切れないくらいたくさんあったことに感謝しています。こどもと週末に図書館へ絵本を借りに行くこと、帰ってきてゆっくり読むことも定着しました。

2016年-2017年までは社宅は確保しつつ往復6時間かけて通っていましたが、さすがに2018年にはやめて、2019年も引き続き帰るのは週末だけ、の単身赴任生活です。2018年に始まってすぐに適用してもらったフレックス勤務は引き続き継続、でなるべく金曜日の午前中で仕事を切り上げて、金曜日の午後には自宅に帰る、というのの繰り返しです。2019年は金曜日の午後は仕事はしない、と決めていたのでぐずぐずしていた部分もありましたが、基本的には帰らせてもらっていました。金曜日の午後から、と考えると、週末がかなり増えます。金曜日のお昼から移動し自宅へ。次の月曜日の朝4時に起きて職場へ移動しているので、少なくとも1週間あるうちの3日間は自宅で家族と一緒に過ごせることを考えると、割とこのスタイルでももう少し粘れるのかな、という気もしています。

仕事の方では、兼務が外れるという大きな変化がありました。外す際には上司とかなりもめましたが、結果的には、実務上も気分上も随分と楽になりました。それから自分の係で同じ地区(=同じ居室)のメンバーが1人増えました。これも良い変化でした。

あと、2019年1-3月末のタイミングで自分の係で任期満了による退職者が多かったです。2019月1月末で1名、2019年3月末で3名の計4名です。その逆に新しく着任される方が、2019年2月で1名、2019年4月で3名という状況で、4月前半は関西、その後関東で業務引き継ぎか?という状況でしたが、関東の拠点の方は他の人にお任せして自分は4月1日から関西出張へと旅立ちました。

自分も含め8人いる係のうち半分以上が入れ替わるという状況にうちの部のとある上司が驚いていましたが、今思えば、ここが2019年の1つの山場だったのだと思います。もう少しなんとかしておけば、あとでもう少しなんとかなったのに、という思いがありつつも後の祭りです。これは危機的な状況だった、ということは今後、折に触れて思い出します。

4月に某学会のランチョンセミナーにて発表の機会をいただいていたので、同室の係のメンバーと一緒に発表をしてきました。200名オーバーの聴衆がいるところでの発表は初めてだったのでとても良い経験でした。ランチョンセミナーなので、BGMみたいなものでしょうけど。2020年は今度は2日間で2コマの発表の機会をもらえたので、これから本格的に準備を始めます。

その後、6月末にとある出来事があり仕事関係は大きくペースが崩れてしまいとにかく最低限のことをやる、で進めてきました。ここには書けないことなのですが、何があったのかは自分は忘れることはないので良しとします。そして10月にも別件がやってきました。一部収束しましたが、まだまだ続行中です。

2つほど、職場外の仕事をお引き受けしました。兼業という形で申請していますが、どちらもプロジェクトタイプの仕事で現在進行形で進んでいます。本務ですら息を切らせてやっている状況なのですが、声をかけていただけることも嬉しいですし、微力ながら可能な範囲でお引き受けさせていただきました。

こどもの病気関係では、診察のペースも落ちてきました。家族会への参加も2019年は減りました。家族会のホームページを新しくしたい、という話があり立ち上げたホームページも2018年中に引き継いだので少しはお役に立てたのかなと思います。

2018年の正月にアクセス過多でサーバダウンを繰り返していた某ホームページも2019年の後半、ホスティング先を変えて現在リニューアル作業中です。その作業を今回のお正月にやっていて、1月中にやりきれればと進めています。

家族の仕事も再開したこと、微力ながらお手伝いできる部分も増えてきたことも生活や仕事の見直しにつながっています。

朝ごはんに気を使ったり、2019年後半にはクロスバイクを買って雨の日と金曜日以外は自転車で職場へいくようにしました。2018年の後半くらいまでは自転車通勤だったのですがパンクし自転車屋へ持っていったところ、タイヤを変えた方がいいと言われそこからバス通勤に切り替えていました。運動不足が否めないのもあり自転車通勤を少し戻そうと思いクロスバイクを買いました。職場まで片道30分程度自転車で走っていると気持ちが切り替わり、とても良いです。

2019年のやること、は下書きの中で確認したところ書いてなかったので、2018年のやりたいこと、から2019年を少し振り返ります。

・なにはともあれラズパイを買いたい
→これはもういよいよ買わないか、2020年に買うか、ケリをつけます。

Androidアプリ作り
→2013年から6年ほど使ってきたiPhoneの電池がいよいよ持たなくなってきたので買い替え。結局iOS用のアプリは作りかけで作りきらなかったのが心残りです。Google Pixel 3aにしたのでもちろんAndroid用のアプリを作りたいです。というかAndroid端末持っていないのにAndroidアプリ作りを「やりたいことリスト」に掲げてる2018年の自分が謎です。

・家族で旅行
→旅行の定義によりますが、週末のお出かけはほぼ旅行みたいなものです。いわゆる旅行的なおでかけにも何度かいったと思います。

・新しいカメラを書いたい
→あれ、買った気がする。Nikonのなんだっけ?その後、広角レンズも奮発して買い足しました。

・アパートを少し整える
→かなり整えました。寝袋がすのこベッドになり、ニトリでブックシェルフとリクライニングチェアを買い、かなりまともな部屋感がでてきました。あと、液晶ディスプレイを買って、MacBook Airをつなげて快適になりました。

・庭の手入れ
→庭仕事は格段にスキルアップした気がしています。暑いシーズンの週末はとにかく草刈機をかけないと落ち着かない程度に庭仕事をしてました。が、庭の樹木の一部がカミキリムシにやられてしまい、2019年はカミキリムシとの闘いでした。本当に油断できません。こどもとの畑仕事も少しずつ続けています。

iphoneそろそろ買い替え?
Android端末を買うことは2018年にすでに考えていたのでしょう。上の項目とつながりました。

ともかく、ラズパイだけは買うのか買わないのか2020年でケリをつけたいと思います。2020年にやりたいこと。

・こどもと遊びのバリエーションを増やす
・仕事と生活で良い習慣を1つでも増やしたい
タイムマネジメントを意識して生活したい
Androidアプリを作りたい
・今まで作ったサービスを一度見直してサービス終了させるもの、継続させるもの、ちゃんとしたい

一番最後のは気持ちの整理をつける意味でもやりたいことです。あとは家事手伝いということで、家族の仕事の支援を少しでもできればと考えています。

あ、あとNintendo Switch買いたいです。

Extension for NDC Predictor

はじめに

Extension for NDC Predictorを作りました。NDC Predictorとはなんぞや?という方はこちらをご覧ください。本ツールでは NDC Predictor APIを利用しています*1

lab.ndl.go.jp

機能

機能としてはとてもシンプルです。

1.テキスト選択部分を分類
テキスト選択をしたテキストを(NDC Predictorを通じて)分類します。

2.入力されたテキストを分類
テキスト入力欄にテキストを入力すると(NDC Predictorを通じて)分類した結果が表示されます。

3.ウェブサイトを分類し分類に基づくオススメ資料を表示(β版)
あらかじめ登録したドメインにアクセスするとユーザがアクセスしているサイトを(NDC Predictorを通じて)分類し、その分類に基づきオススメの資料へのリンクが表示されます(β版の機能です)。

つかいかた

Google Chrome拡張機能なのでこちらでインストールしてください。

chrome.google.com

以下、機能の1-3の順番で使い方を説明します。

1つ目のテキスト選択部分を分類する、です。
ユーザがテキスト選択をしたテキストを(NDC Predictorを通じて)分類する機能です。まずユーザがブラウザ上で分類したいテキストをテキスト選択します。テキスト選択し右クリックをすると右クリックメニューに「Let's Classify!」という項目が追加されているので、それをクリックします。

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テキスト選択をしたテキスト部分がNDC Predictorに送られNDC分類された結果がブラウザ左下に表示されます。

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2つ目は入力するインターフェースで(NDC Predictorを通じて)分類結果を得る方法です。ブラウザ右上に表示されたLet's Classifyのアイコンをクリックするとポップアップが表示されます。テキスト入力欄に分類したいテキストを入力すると、ポップアップ下部にNDC Predictorを通じてNDC分類した結果が表示されます。

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3つ目は試験的な機能でβ版の扱いです。
こちらは事前準備が必要で、ブラウザ右上に表示されたLet's Classifyのアイコンを右クリックし「オプション」画面を表示します。

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「Recommendation function using site contents」にチェックを入れ、テキスト入力欄にドメインを記入し、「Save」ボタンを押してください。

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さきほど「オプション」画面で登録したドメインにアクセスすると、表示しているページをページ内のテキストから(NDC Predictorを通じて)分類し、オススメの資料がブラウザに表示されます。

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なお、本機能は所属するイントラサイト内での動作やウェブメーラーなどでの動作はセキュリティ上好ましくないため、避けていただくようお願いいたします。

おわりに

NDLからNDC Predictorが提供されたのを見て作りました。見ていただければわかるように、NDC PredictorへAPIを通じてリクエストを飛ばし、その結果を表示しているだけなので、特に手を入れていません。おすすめ資料の表示、という部分で利用している3つ目の機能以外はNDC Predictorの結果をそのまま利用しています。

実は、作りたかったのは3つ目の機能ですが、もう少し手を入れないとまともに動きそうもないことと、セキュリティ上の注意点があり、今回のようなホワイトリスト方式での、登録済みドメインに対して機能が有効となる実装となりました。

ツール自体は数日で作ったもので、NDC Predictorの公開後2週間程度でできていたのですが、3つ目の機能の実装上の設定からGoogleでの公開のための審査がやや長引き結局12月に入ってからの公開となりました。というか初登録時にはGoogleの審査ではじめてリジェクトされちょっと焦りました。

ともあれ「分類×機械学習」のAPIまで実装した遊べるサービスを提供いただき、NDLラボの中の人には感謝しております。

*1:中の人、ありがとうございます。

学術情報資源入手支援ツール的なものを作りました

はじめに

ここでいう「学術資源」とは国内・国外雑誌に掲載された論文や記事、を指しています。それらの入手支援のためのツール的なものを作りました。

どんなもの?

検索エンジンや書誌情報データベースで検索することで「これ読みたい」という学術資源のサイトにたどり着くかと思います。その学術資源はオープンアクセスで自由に読むことができるかもしれませんし、著者や組織などがセルフアーカイブしたバージョンやプレプリンツなどの形で読むことができるかもしれません、あるいは法人/個人購読が必要なものかもしれません。

このツールをインストールすることで、学術資源のサイトへアクセスし、論文・記事の情報が掲載されたページを見ているユーザに対して、ウェブ上に存在し読むことができる論文・記事へのリンクをブラウザ上に表示します。そのリンクをクリックすることによって、ユーザは論文・記事にたどり着くことができます。*1

また、読むことができない場合もあります。その場合は、所属する組織の図書館などの学術情報入手支援部署に対して文献複写依頼をしやすくします。「しやすくする」というのがポイントで、ブラウザ上に表示されたリンクをクリックすると、ユーザのメーラーが起動し、登録済の「(メール)宛先、件名、本文には書誌情報 etc」を新規送信メールに入力済の状態で表示します。ユーザは送信ボタンを押すだけで、あらかじめ登録してあったメール宛先に電子メールでの文献複写依頼が飛ばせることができます。わずか2クリックで文献複写依頼可能です。
chrome.google.com

ここで注意したいのが、所属する組織の図書館などの学術情報入手支援部署が電子メールでの文献複写依頼を受け付けているか、です。もし受け付けているのであれば、ぜひこのツールを試してみてください。受け付けていない場合もダメ元で聞いてみてください*2

どんな感じで動くのか

まずはインストール。Google Chrome用の拡張機能ですので、Google Chromeにて以下のサイトへアクセスしインストール、です。
chrome.google.com

インストールが終了したら、ブラウザ右上に現れたロゴを右クリックして「オプション」を選択してください。オプション画面にて事前に各種設定をします。

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オプション画面の入力例

適宜入れてみてください。それぞれの項目の詳細は後ほど掲載します。「Alert Message」の部分が後ほどブラウザ上に表示されるキーワードになります。なにも入力しないと、最初から薄く表示されている「Mail」という文字が表示される仕組みです。入力が終わったら「Save」ボタンを押してください。「Option Saved」という赤い文字がパッと表示されて消えたら設定OKです。

初期設定はここまでです。設定を変えたくなったらまたこのオプションページを開けばいつでも変えることができます。ブラウザ内に記録されているため、ブラウザを閉じてコンピュータの電源を落としてもさきほどの設定は有効です。

いよいよ使ってみましょう。Pubmedあたりで適宜検索をして論文の詳細情報のページにたどり着いてみてください。

www.ncbi.nlm.nih.gov

Pubmed内の論文詳細ページにアクセスしていると、ブラウザ画面左下になにやら表示されると思います。さきほど特に入力しなかったため「Mail」と表示されています。

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Pubmedの論文詳細ページにて「Mail」と表示

これをクリックすると、

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メーラーが立ち上がる

ユーザが標準利用しているメーラーが自動で立ち上がり、かつ新規メール作成画面に進み、文献複写依頼をするのに必要な情報が埋め込まれているはずです。内容を一応確認し、送信ボタンを押せば文献複写依頼完了です。*3

オプション画面で指定できること

オプション画面で設定可能な項目の詳細です。

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オプション画面

それぞれの項目の説明は以下の通りです。

・[Send to] メール送信宛先
・[Send to (CC)] メール送信宛先(CC)
・Subject : 件名。初期設定は「Article Request」。
・Others : メール冒頭に入れておきたい文章を入力する
・Alert Message : ブラウザ上でNotificationとして表示したい文字列を入力。初期設定は「Mail」
・Font-color : Notificationの文字色を選択。初期設定は白
・Find OA : OA論文を探したい場合は選択。初期設定では未選択。

対応している出版社サイト、データベース

現在の動作範囲は以下の通りです。国内の大手書誌情報DBも対応しています。もし要望等あれば対応を検討しますのでご連絡いただけると嬉しいです。

【出版社】:Elsevier , Nature , AIP , APS , Springer , Wiley , IOP , AAAS , SAGE , OUP , Cell Press , RSC , Taylor&Francis
【書誌情報DB】 :PubMed , Web of Science , CiNii Articles , NDL Search

しくみ

何を隠そうmailtoです*4

使っているサービス

・oaDOI
・CiNii API

さいごに

html5時代にmailtoかよ、とずっこけた方もいらっしゃるかもしれません。たぶん一番最初に考えた自分自身が自分自身につっこみをいれつつ作りました。デジタルツールなのに不思議とアナログ感のただようこのツールが出来上がりました。
もし不具合がありましたらいつでも教えていただけると幸いです。また、積極的な導入などご相談があれば声をかけていただけると嬉しいです。

*1:これは数年前に作ったoaFinderの機能で特に真新しいものではないのですが。

*2:ダメと言っていたら、ダメかもしれません。

*3:繰り返しですが、所属組織にて電子メールでの文献複写依頼が可能かどうかご確認の上進めてください。

*4:なにも隠していない

井戸を掘った

久しぶりの関西出張の帰り、前日2時に寝て5時に起きて出かけていったのでとにかく眠い。寝たのか?というくらい浅い眠りだったんだろう。行きの電車はずっと作業をしていた。出張先についてもしばらく作業をしていて、本当は京都か奈良でお昼を食べてゆったりと職場に入るつもりだったのに、コンビニおにぎりを抱えて、PCにかじりつくことになるとは思いもしなかった。ということで行きはなんともなかったけど、さすがに帰りの電車はずっと寝ていた。どの電車も終点で乗り換えだったのが幸い。

最後の一本の電車はのりすごすと大変なことになるので、バッテリー切れそうなMacを開いたらあと15%ある、ということでブログを書くことにした。どこまで書けるかわからない、書いてもアップしないかもしれないが、眠って乗り過ごすよりは良いので書き始めてみる。たぶんリードテック的な記事にはならないだろうけど、たまにはそれもよし、ということで。

井戸を掘る

2014年のふりかえりエントリが「井戸を掘る」だった。

haseharu.hatenablog.com

後で読み返したら、記事中では井戸を掘っていない、ことに気がつく。まあ、適当な性格なので、タイトリングの内容を書かずに満足してブログをアップする、なんてことがよくある。それに気がついた時から脳内ブログでときどきこのエントリを書いてきた。

比喩的なものではなく

比喩的なものではなくて、2014年は井戸を掘りました。水道がひかれていない土地に家を立てることにして、いちかばちかで土地を先に買うことに。理想的には水が出ることを確認してから、その土地を買って、という流れが一番いいんだろうけど、土地を買わないと井戸を掘れないよね、ということで、まずは買うことに。

正確な数字はいまおぼえていないけど、たぶん60メートルとか80メートルとか掘ってもらったんだと思う。かかった金額的にもたぶんそう。深さによって削られる石が違う。削られて砂になった石を深さごとに並べて、そのあと、深さごとにまとめてラベリングしてたぶん今もしまってある。結構大きな岩盤がある、みたいな話をしていた気がする。

ちゃんと水が出たときの感じとか、そういうのは覚えているけど、どういう風に掘ってもらったのかとかそういう細部を全然覚えていない。いや、井戸掘りっていうのはおもしろい仕事だなあ、ということはその時強く思った。

砂が出る

井戸水対応のあれこれを多分買った。しばらくは、砂が混ざって洗濯機やら蛇口やらが詰まって困ったけど、大元の方でフィルタをつけてもらってそれ以降は砂は大丈夫だった。

井戸水はたぶん年中ほぼ温度は一定なんだろうけど、夏は冷たくて、冬は暖かい。少し地面の中を菅で通しているので、地中の温度の影響を受けることもあるけど、少し水を出し始めると、井戸水の温度の水が出てくる。

結果的に水は出たからよかったものの水が出なかったらどうなっていたんだろう、とは思うものの、水は出たからいいか、と思う。

家をたてる

そこから家がたつまでは本当に大変だった。どうやったら家がたつんだろう、と夫婦2人で疑問に思うほど、たてかたがわからない。土日は、延々と図面っぽいものを書いたり調べ物をしていた記憶がある。もちろん自分は図面っぽいものは書かない。書けない。こうしたい、という写真を探したり、そういうことをして設計士さんと相談していたがまるで進まない。一枚も図面ができあがらない。永遠にたたないんだろうなと一時期は思っていた。

いろんな問題が複合的にまぜっていたんだろうけど、その時の自分たちはそれがまだわかっていなかった。いよいよおかしいぞ、と思った時にはだいたい問題はそこにわかりやすい形で現れていた。何が問題かがわかれば大抵はそれで解消に向かう的な感じでそこからは少し進み出した。

自分の人生で井戸を掘ることになるとは思わなかったけど、あれは良い経験だったと思う。そのあと家をたてるのはまた別のアプローチが必要でそれもまたおもしろかった。

家族がふえる

そのあと、家族が増えた。ちっちゃい彼はまだ小さいけど、3人の中で一番存在感がある。

5年の節目

8月でいままで続けてきた仕事を卒業ということでひとつ節目を迎える。いつ始めたかを調べたら2013年10月から参加していた。その間、土地を買って、井戸を掘って、家を建てて、こどもが生まれてとプライベートでもいろいろとあった。就職と結婚を同時にしたので、それ以外の人生の一般的な大きめなイベントをこの5年間という期間、職場以外の1つのコミュニティに関わらせていただきながら並行して出会えたことはとてもよい経験だったと今はそう思います。

ということでキリも良さそうだし残りのバッテリーが5%をきったので、読み直して気が変わらなければ、アップしたいと思う。

これで、「井戸を掘る」の脳内エントリを書かずにすみそうです。

なにかのカタチ

カタチのなにか

あれも終わらなかった、これも終わらなかった、というかあれやったんだっけ、と思いながら、年度末で金曜日なのに終電だぞ、と駅まで歩く道の途中でだんだんと足取りが重くなっていって駅の改札前で定期がない?とやや打ちひしがれそうになっていたら、駅に隣接したお店でガラス越しにうちの会社のホープの2人が身振り手振りも交えてなにやら議論している姿が見えたので、ガラス越しに2人に手を振って電車に乗り込む。絶対邪魔したよな、と思いつつも2人の笑顔とあの2人が議論をしてる姿に少し気持ちが前向く。定期はカバンの中に普通にあった。

何をしたかったんだっけ

もともと何をしたくてこの業界にきたんだろうと最近よく考える。いや、そんなにしょっちゅう考えてないかもしれないけど、なんとなくいまはそう思ってた気がしたからそういうことにしたいとおもう。学生時代の専門は情報処理、中学校くらいからゲーム作りを、プログラムで生計を立てていきたい、と進路を選んできた。でも、ちょっと別の道を歩こうかと思い今に至る。その道をずっと歩んでいたとしたら、今自分がいる場所から見える風景はどの程度違っているのだろう。

こどもはとにかくすごい

こどもはとにかくすごい。何がすごいって、たぶん全部すごい。すごいってなんだ、といわれれば困るけど、表現力がないからすごいとしかいいようがなくってとにかくすごい。たぶん伸びていこうとする姿勢というかまなざしというかその存在自体がまぶしいんだろう。

GEEKS

先週、2歳のこどもが本棚から嬉しそうに持ってきた本の一冊。ジョンカッツ著、飛鳥新社でノンフィクション。学生時代に読んでたけど、いつごろ出たやつかなと思ったら2001年に出ている。いやそんなに昔になるのか、と少しびっくり。1人のライターと2人のギークのものがたり。kindleで出ているのか、買ってもいいかも。テクノロジーが世界を変えると信じて疑わない。そうそう、と当時の自分は思っていたし、その後、社会に少し出たりして、いろいろあるんだな、と思ったけれども、シンプルにそう考えてもそれはそれで間違っていないし、そういう根っことして必要なのだろうと思う。彼らはその後、どうなったのだろう。

花束

昨日、今日とお昼休みに花束を受け取りにいった。退職される方への感謝の花束。今の職場はもともと自分がきた2年前は自分も含めて4人のチームだったけど、1年後に1人、それから昨日今日と1人ずつ抜けていって、いよいよ今日、自分1人になった。離れたいくつかのサイトに他に4人ほどいて、そちらも含めてチームなのだけども、同じ部屋で働いていたこの4人が一番ミニマムで考えた時の自分にとってのチーム、という意味。週明けに1人、1ヶ月後くらいにたぶん1人、と増員予定だけども、この状況はそれなりの重さで受け止めているつもり。あと、このタイミングで少しずついろんなことを変えていくつもり。

オープンプラットフォームな学術論文等レコメンドサービス「so_reco」の公開

はじめに

オープンプラットフォームな学術論文等レコメンドサービス「so_reco」(social recommender)を公開しました*1
chrome.google.com

動きはこんな感じ。

www.youtube.com

オープンプラットフォームといいつつ現在のところ14の出版社のプラットフォーム(Elsevier,Nature,AIP,APS,Springer,Wiley,IOP,Science,SAGE,OUP,Cell Press,RSC,ACS,Taylor&Francis)といくつかのDB/サービスプロバイダのプラットフォーム(J-STAGE,Web of Science,NDL Search,CiNii Article/Books,OCLC Worldcat,Pubmed)での動作です。「so_reco」をインストールいただけると、先ほどのプラットフォーム上での論文(図書含む)閲覧ログを取得し始めます。その上で、他ユーザの閲覧ログを利用して、レコメンドをする、という仕組みです。

ここまで読んで、ん、と思った方、たぶん正解です。公開直後でほとんどユーザがいないので、多分インストールいただいてもほとんどレコメンドされないと思います。

それだと使えないんじゃないの

1年前に作った「oaFinder」の機能とリンクリゾルバとの連携機能も追加しました。ので、ご興味ある方はぜひインストールしていただけると幸いです。オープンアクセス論文の発見性改善には多少つながり、リゾルバ通じて文献複写依頼でもしておくかみたいな使い方もできます*2

chrome.google.com

仕組み

ユーザ名は乱数発生させて作っています。また、ローカルストレージに記録しておく仕組みにしたのでユーザ側で任意のタイミングでリセットできます。という意味で個人が特定されない形でログを収集しています。

一番かなめとなる仕組みは、閲覧ログの収集、でしょうか。URLとして取得するというより複数のプラットフォームで「ユーザが今どの論文のページにいるのか」という部分を識別させる必要がありそういう風に作りました。

LODチャレンジ2017

本アプリは、LODチャレンジ2017参加アプリです。LODチャレンジは4年目、4回目。詳細はこちらに書いてあるのでご興味ある方はご覧いただけると。

idea.linkdata.org

データ部分はデータセット部門にエントリしてます。

idea.linkdata.org

*1:サービスというかエクステンションというか、あまり意識して使ってません

*2:もちろんどこまで何ができるかは利用者側の環境によりますが