image tabankを公開しました

chrome.google.com

youtu.be

新規タブを開くと、NDLが所蔵している浮世絵、雑誌、図書に掲載されたイラストや絵などがブラウザの画面一面に表示されます。各種メディアに掲載されたイメージを楽しむことができる拡張機能です。

経緯?

3/17付で「NDLイメージバンク」が公開されました。1,500点ほどのイメージが切り取られテーマごとにまとめられたサイトです。

rnavi.ndl.go.jp

3/17の終業後にみつけ「おお、これこれ。これだ」とちょうど次の日の3/18は予定休をもらっていたこともあり、さっそく作り始めることにしました。が、実際には年休取得していた3/18は眠くて家でほぼ寝ていました。3/18の1日で作り切る予定で考えていたのに予定がさっそく狂い、連休中に細切れの時間を見つけて作業をしました。が、ご飯をちゃっちゃと切り上げてPCの前に座っているお父ちゃんを6歳のこどもが見つけていつもより早くご飯を食べおわり「やりたい、やりたい」と膝にのってきます。画面を見るに「これをやりたい、教えてほしい」という。キーボードの打ち方とエディタの保存、htmlの再読み込みを教えてあげ、勝手気ままに入力して新規タブに打ち込んだ文字列が今回取り扱っていた画像と一緒に表示されるのを見て楽しむ時間の方が長かったです。ご飯をこどもより早く食べて、こどもが食べ終わるまでが作業のための細切れ時間だったのですが、何やら楽しいことができそう、という感触を得たようでご飯食べ終わるスピードが上がり、細切れ時間はほぼなくなり作業時間もなくなりました。

1日で作り終えるつもりで始めた作業だったので、短期集中で仕上げようと3/23の夜に「とりあえずいいかな」と切り上げてGoogleに申請して、3/24朝には公開されていました。今回、機能が絞られているので審査が早かったのかもしれません。マニフェストもv3にしなさい、とあったのでv3にしましたが、残念ながら違いは全然わかってません。

Google Art & Cultureがお気に入りでずっと使っている拡張機能なのですが、日本の図書館界隈にあるコンテンツでやりたいな、と思っていてtabookを作りました。

chrome.google.com

JAPAN Searchが出たときに「待ってました」と触ったのですが、表示するネタ元を揃えるのがちょっと大変そうだぞ、と怯んで*1そのままだったので、今回の「NDLイメージバンク」は「見せる」を意識した画像をたくさん載せてくれているのでありがたかったです。「NDLイメージバンク」は自分も少し関わらせていただいた「遊歩館」に発想とアプローチが似てるな、と思いました。これに限らずですが、どんどんコンテンツが増えて、いろんな立場からたくさん使われると良いなと思います。

bunka.nii.ac.jp

www.g-mark.org

今回のものはtabookを簡素にしただけの拡張機能だったりするのですが、画像の表示が悩ましかったです。もうちょっと良い表示方法がないかな、とは今も考えています。

意外と解像度が粗いものもあるのと、一番悩ましいのは縦に長い画像の処理です。画面一面をこだわって、ブラウザ画面に横幅を最大にあわせて、高さが飛び出る感じにしました。適当なところで切り取って表示、というのもありなのかな、と思いましたが全体が見れるのも重要かな、と思いとりあえずはこの感じにしました。

アイディア等あればお寄せいただけると嬉しいです。

*1:というか無理。見て楽しむためのデータセットをまとう、と。