Red Data Books

はじめに

リードテックラボ、CiNii Booksで遊んでみる、の巻です*1。このところ id:kitoneid:otani0083 とあーでもないこーでもない、とやっていた成果の一部として「Red Data Books」というサービスを作りました。まだ試験公開でまったく機能が揃っていませんが。トップページに表示されているのは全国の大学図書館で1冊しか所蔵されていない図書です。ランダムに表示される仕組みになっています。

「へー、それだけ?」という反応かなと思います。はい、いまのところそれだけです。

しくみ

技術的な詳細は id:otani0083 が近々発表する予定なので、ここでは書きません。

このサービスの肝となっているのは「どの図書館がどんな本を持っているのか」というデータです。「全国の大学図書館における所蔵館数Nの図書リスト」であったり「各図書館が所蔵している図書リスト」があってはじめて「所蔵館数1の本をランダムで表示する」ということが実現できます*2

上のようなデータを集めるのは大変だけど今回のように実際に取得できた場合どんなことができるのか。下記のささくれエントリーのような視点で今後、機能を追加していきたいとおもっています。
http://cheb.hatenablog.com/entry/2013/08/24/173533

*1:遊んでる場合か、という突っ込みが突き刺さります。

*2:もちろんCiNii Booksからデータをもらっているのですが。そういった視点でデータを集めるとなると実はけっこう困難です。どうやったのかという詳細はおーたにさんの発表で。