流れる、のインターフェース
ひさびさのホワイトクリスマス?、というニュースを聞きました。クリスマスに雪かー、そうだねー、とふっと思い出したのが今年5月頃に遊んでいたこれ。
http://dl.dropbox.com/u/156594/dental/index.html
↑クリックしてみてください。ちょっとカラフルな「雪」が降ると思います。
それから流れてくるまるい何かをクリックするとポワーンと何かが画面に映るかと思います。これ、Twitterのツイートの中身です。NDLが発信しているCA-Rというコンテンツの新着記事を公式ツイート(@ca_tweet)からJSON形式で取得してCanvasで描画、というシンプルな仕組みです。
- 情報が流れてくる(落ちてくる)
- クリックすると中身が分かる(クリックしそびれる可能性アリ)
- 中身が見えないのでクリックするまでのヒミツ
という、とんでもない仕様で真面目に「情報発信」と向き合っている人たちに怒られてしまいそうですが、ふんわりとしたビジュアルとクリックしないとわからないという偶然性に期待しつつ自分の中では勝手にflowing interfaceと名付けてこれを使って「なんか作ろうかなー」と考えています。
たとえば、ニュース。新聞を広げてざざーとブラウジングするのとYahoo!ニュースのリストをみてクリックするのと受け手の受ける情報量や伝わり方が違うだろうと。新聞ならあまり興味のない記事でも目に入ってくるので読むこともあるでしょうし、Yahoo!ニュースならその逆、興味なければクリックもしないので記事も読まないと思います。じゃあ、中身すら隠して動的に流す、例えば流しそうめんのようにざざーって流して受け手に捕まえてもらうインターフェースにしたらどんな感じを受けるんだろう、という一つの実験*1。
「乞うご期待」とかいっていた「B mode」を放置しつつ、ひさびさにいじろうかと思ってコードをみたら、自分が書いたコードがさっぱりわからないので、またイチから自分の書いたコードを読もうと思いました*2。
それでは。よいクリスマスを!
*1:ほんとか??
*2:最近はJavaScriptはさっぱりでPHPばかり書いているせいもあります、といいわけ。